注目キーワード

インタビュー・コラム

【いばらき大使・檜山沙耶さんインタビュー】茨城の美味と次世代への想い

穏やかな口調とユニークな人柄でたちまち人気を集めた、元ウェザーニュースキャスターの檜山沙耶さん。いばらき大使として茨城県の魅力を発信する檜山さんに、偏愛する魚食への想いを伺った。

檜山沙耶さんが愛する
茨城の魚文化

古くから水産業が盛んな茨城県で生まれ育ち、小さい頃から魚食に親しんでいたという檜山さん。

「茨城県はイワシの漁獲量が全国1位なんです。小学校の給食でもイワシの梅煮がよく出ていて、甘じょっぱくておいしかったのを覚えています」。

現在も魚好きは健在。自宅ではスーパーで買った魚をストックして、バターホイル焼きやアクアパッツァなどを作っているそう。

お肉かお魚かどっちか選ぶなら今はお魚ですね。昔はサーモンや赤身魚が好きだったんですが、少しずつさっぱりした白身魚のおいしさに気付きました。お寿司だったら、えんがわは絶対外せませんね」。

特に、茨城県の名産である「アンコウ」には並々ならぬ熱量を持っている。

「アンコウはほとんど捨てる部位がなく、全ておいしく食べられます。特に冬のあんこう鍋は絶品で、〆の雑炊まで楽しめますよ。茨城県にはアンコウの専門店も多いので、ぜひ訪れてみてください」。

近年の「魚離れ」とは対極に位置する檜山さんだが、魚食を広めるためのアイデアはあるのだろうか?

家庭でも作りやすいレシピがもっと普及するといいですよね。和食でも洋食でも楽しめる料理や魚肉ソーセージを使った手軽なものなど、魚が身近な食材になるといいのかなと思います。日本の水産物を次世代へつないでいけるように、私も魅力を発信し続けたいと思います」。

CHECK!

檜山沙耶さんも絶賛!
茨城県の新名物「常陸乃国いせ海老」とは?

サイズは600g以上から!厳格な品質管理で生まれた茨城県のブランドいせ海老とは

PROFILE

いばらき大使
元ウェザーニュースキャスター

檜山沙耶

1993年生まれ、茨城県水戸市出身。2018年にオーディションを経て、「ウェザーニュースLive」の気象キャスターとして入社。2024年3月に同社を退社し、フリーアナウンサーとして活動をスタート。趣味のアニメ・漫画の知識を生かし、多くのテレビ・ラジオ番組に出演。2022年に就任したいばらき大使として、茨城県のPR活動にも精力的に取り組んでいる。


写真:松尾夏樹

FISHERY JOURNAL vol.3(2025年冬号)より転載

関連記事

アクセスランキング

  1. 陸上養殖のメリット・デメリットは? 設備の選び方はどうする?ビジネス成功へのSTEPを紹介...
  2. 映画『さよなら ほやマン』主演、アフロ(MOROHA)が感銘を受けた漁師の言葉とは...
  3. 国内外の海洋最先端技術が駿河湾に集結! 『BLUE ECONOMY EXPO』今年は4日間開催へ...
  4. ドローンの自動給餌が漁村の新名物に?スマート化で目指す、養殖漁業の明るい未来予想図...
  5. 「地方こそ、成長の主役」地方成長戦略の鍵を握る注目の取り組み「海業」を徹底解説...
  6. ハイテクスマートウォッチ5選。漁師たちの安全と健康を守る!
  7. 磯焼けで痩せたウニを再生! 「ウニの陸上養殖システム」構築に向けた実証事業を開始...
  8. インドネシアでマングローブを植林。ブルーカーボン生態系の復活を目指して...
  9. 好気環境で簡単・安全に窒素除去できる、閉鎖循環陸上養殖システムを開発...
  10. 導入前から運営までワンストップ! 陸上養殖の新規参入をトータルサポート...

フリーマガジン

「FISHERY JOURNAL」

vol.03 | ¥0
2025年2月19日発行

お詫びと訂正

 

» Special thanks! 支援者さま一覧はこちら