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環境保全

美しい海岸線に広がるのは、海洋ごみや、磯焼けといった深刻な環境課題。日本一海洋ゴミが漂着する島・対馬を舞台に、漁業や資源再生の現場を訪ね、循環型社会の必要性を肌で感じるツアーが開催された。環境問題を「自分ごと」として考え、学ぶ3日間の記録。

【ツアーレポート】海洋ごみの現状や循環型社会を学ぶ、大人の修学旅行in長崎対馬

海洋保全と行動喚起を目的に誕生した2025年大阪・関西万博のパビリオン「ブルーオーシャン・ドーム」。そこには「海の蘇生」への願いも込められている。出展・運営を担当するゼリ・ジャパン理事長、サラヤ株式会社代表取締役社長の更家悠介さんに伺った。

【インタビュー】海の蘇生への挑戦。“ブルーオーシャン・ドーム”に込めた想いとは

廃棄漁網や海洋プラスチックごみ、魚の皮革など、従来なら捨てられていた資源を再生し、新たな価値を生む製品が登場。環境負荷の軽減やごみ問題の解決に貢献する、ファッションとサステナビリティが融合したアイテムをご紹介。

回収漁網や海洋プラスチックごみを活用! 海のアップサイクルアイテム8選

山口県上関町・室津地区にて、定置網漁業者とUMITO Partnersが連携し、資源管理と藻場保全を両輪とする「サステナブル漁業プロジェクト」が始動した。科学的根拠に基づく持続可能な操業を実践することで、海の豊かさと地域漁業の未来を守る。

山口県室津で新たな挑戦 「自主的資源管理×藻場保全」で漁業者自らが海の豊かさ守る

MSC(海洋管理協議会)は、世界における持続可能な漁業の拡大を加速させるべく「MSC漁業認証取得に向けた改善プログラム」(以降は「MSC改善プログラム」)を開始した。海の未来を守る挑戦がいよいよ本格化する。

MSCが持続可能な漁業拡大のための新たなプログラムを開始

海の豊かさを考え、取り組んでいる漁業者・漁協を支援する新たなコミュニティ・プラットフォーム『UMITOBA』がオープン。12月12日にはオープニングイベントも開催予定だ。

豊かな海のための漁業者・漁協職員のプラットフォーム『UMITOBA』がオープン!参加者募集開始

20年以上前から独自の磯焼け対策製品を開発・事業展開し、海洋環境の保全に取り組む住友大阪セメント株式会社が、革新的なブルーカーボン対応多機能型藻場増殖礁「藻場王(もばおう)」を開発した。

磯焼け被害が広がるなか、豊かなブルーカーボン生態系に貢献! 多機能型藻場増殖礁「藻場王」を開発

減少し続けている世界の水産資源だが、このままだと身近な魚が食べられなくなるかもしれないと言われている。そこで、持続可能な漁業の実現のために、MSCジャパンが取り組んでいるのが、「MSC認証」とMSC「海のエコラベル」の普及である。6月4日に開催された、MSC「さかなかるた大会」では、トークセッションも行われ、持続可能な漁業を考え直す場となった。

持続可能な漁業のために「MSC認証」とMSC「海のエコラベル」の普及へ

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