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インタビュー・コラム

MSCアンバサダー7年。ココリコ 田中直樹さん「子どもたちに『海ってええな』と思ってもらえる活動を」。

水産資源の減少、気候変動、担い手不足。いま漁業は多くの課題に直面している。その中で求められるのは「持続可能な漁業」だ。MSCのアンバサダーを務めるお笑いコンビ・田中直樹さんは、現場に寄り添いながら未来につなぐ漁業のあり方を考え、伝え続けている。

MSCアンバサダーとして7年
持続可能な漁業の力を信じて

芸能界屈指の海洋生物好きとして知られる、お笑いコンビ・ココリコの田中直樹さん。持続可能な漁業の普及を目指す国際的な非営利団体「MSC(海洋管理協議会)」のアンバサダーを2018年から務めている。「7年前の就任時に比べて、MSCの活動やMSC『海のエコラベル』への認知が広まってきたと感じます」と手応えを語る。

「MSC漁業認証を取得している宮城県の漁業者さんとお話させてもらったことあります。その方は、持続可能な漁業を行っていることに、とても誇りを持っている。『自分がこの海を守る』という誇りこそが、持続可能な漁業の原動力になると思います」。

アンバサダーとして活動を続ける中で、漁業者たちの葛藤やジレンマも多く見てきたと言う。「漁業者さんは大変やと思います。でも、精一杯工夫して頑張ってくれている。僕も応援していきたい」。

最後に、次世代への思いを情熱たっぷりに語ってくれた。

「僕も小さい時から生き物が大好きだったから、今こうして、アンバサダーをやらせてもらったり、環境問題を意識できていると思うんです。だから、子どもたちが『海ってええな』『大切にせなあかんな』と、そんな気持ちになってもらえる活動をこれからも続けていきたい。そしてこれから漁師になりたいと思う人たちをもっと応援できるよう、これからも活動をがんばっていきたいです」。

PROFILE

MSCジャパン アンバサダー

田中 直樹(たなか なおき)

1971年大阪府生まれ。お笑いコンビ「ココリコ」としてバラエティ番組などに出演する一方、海洋生物への造詣が深く、テレビやラジオを通じて海の魅力を発信し続けている。2018年よりMSCのアンバサダーとして活動を開始。全国各地の漁業者や教育現場と関わりながら、持続可能な漁業と水産資源の大切さを訴えている。

 


文:久保木 陽介
写真:金子 怜史

FISHERY JOURNAL vol.4(2025年夏号)より転載

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