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創業100年以上の老舗水産商社・ニチモウが挑む、環境保護への取り組みとは?

長年にわたり、漁業・水産業の発展に貢献しているニチモウ株式会社。100年以上、海洋事業に携わってきたノウハウを活かし、現在力を注いでいる取り組みとは? 同社の伊藤さんと松田さんに話を伺った。

― 事業内容を教えてください。
当社は、日本一の漁網会社を目指して1910年に創業し、「浜から食卓までを網羅し繋ぐ」をモットーに事業を展開していますが、従前は漁船漁業に関連した漁網・漁具資材や船用品等の販売を行っていましたが、現在では養殖漁業に関連した種苗・餌料等の養殖資材の販売や水産物の買付・加工販売に至るまで、トータルにサポートしています。

― 漁業、水産業の方々に知ってほしい取り組みや製品は何ですか?
これまで長きに渡って漁網を提供してきた我々としては、昨今問題となっている海ゴミと向き合う必要があると考えました。そこで開発を進めているのが、海洋環境でバクテリアなどにより分解することが期待できる漁網やロープです。その他にも、同様の性質をもつプラスチックを使ったタコつぼなども開発・実用化しています。

― 製品の強みと特長を教えてください。
創業以来100年余、長年にわたって日本の漁業・水産業に携わってきたからこその、膨大な技術とノウハウが反映されていることが最大の強みです。山口県下関市には研究開発室を設けており、日々新たな漁網や漁具の提案開発に取り組んでいます。

タコつぼについては実用性を確かめるために、福井県と福岡県の漁船で試験を行いました。その結果、なんと漁獲量が1.7倍になったという効果も確認できています。タコつぼの素材と漁獲量の相関関係については、引き続き調査中です。

また、使い終わった漁網のリサイクルにも取り組んでいます。まだ試験段階ですが、実際にお客様に使っていただいて、実用性に問題ないかを確認しながら日々開発を進めています。

話を聞いた人

ニチモウ株式会社
伊藤 翔さん
松田康平さん

問い合わせ

ニチモウ株式会社
TEL:03-3458-3020

取材・文:FISHERY JOURNAL編集部

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