注目キーワード

道具・資材

太陽光発電式LEDブイがウミガメを守る。漁業と生態系保全を両立する新アプローチ

米・アリゾナ州立大学の研究チームが開発した太陽光発電式LEDブイ。実証実験では、ウミガメへの影響を63%低減し、漁獲量を維持したまま保護と操業を両立した。

太陽光で光る漁網用ブイが
ウミガメの混獲を63%削減

米・アリゾナ州立大学の研究チームは岸刺し網漁師チームと協働し、太陽光発電式LEDライトを備えた漁網用ブイを開発した。

メキシコ・カリフォルニア湾で行われた実験では、照明の無い網に比べウミガメの混獲を63%削減することに成功。漁獲量への影響も見られなかった。

従来の電池式ライトは、寿命が短く交換費用が高いなどの課題があったが、開発されたLEDライトは、電力を抑える点灯式を採用し、日照がなくても数日間作動する。導入が進めば、ウミガメ保護と網からカメを外す漁師の作業軽減も期待される。

© Arizona State University

DATA

米・アリゾナ州立大学


文/Ellis

FISHERY JOURNAL vol.5(2026年冬号)より転載

アクセスランキング

  1. 現役漁師がレビュー! 海水や潮風にも耐える高耐久スマホ「TORQUE®G07」を漁業現場で検証してみた
  2. 高市政権の成長戦略、陸上養殖に2040年度まで2.9兆円の官民投資
  3. 【高市政権】陸上養殖が切り拓く次世代食料安全保障 最先端のスマート技術に集中投資
  4. ‘‘漁師の娘‘‘櫻坂46・大沼晶保さんが語る「海の仕事の魅力と喜び」
  5. 陸上養殖の生命線=酸素供給を守り抜く! 老舗ガス専門商社「巴商会」の高効率酸素溶解装置
  6. 【2026年度】都道府県のスマート漁業、漁業DX独自事業②「関東・甲信越エリア」
  7. 回収漁網や海洋プラスチックごみを活用! 海のアップサイクルアイテム8選
  8. 【2026年度】都道府県のスマート漁業、漁業DX事業①「北海道・東北エリア」
  9. 「兼業漁師」というワークスタイル。漁業に関わる複数の柱で収入を得る
  10. ハイテクスマートウォッチ5選。漁師たちの安全と健康を守る!

フリーマガジン

「FISHERY JOURNAL」

vol.06 | ¥0
2026年7月15日発行

お詫びと訂正

  » Special thanks! 支援者さま一覧はこちら