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世界初の全方向対流型水中ドローンを発表!海洋調査からインフラ点検まで多用途対応

株式会社スペースワンが正規代理店を務めるCHASING(中国)は、11月8日から開催された「第7回 国際潜水救助・海洋工事装備展示会」で、世界初の全方向対流型水中ドローン「CHASING X」を発表した。新型ドローンは、操作性や撮影機能、拡張性に優れ、海洋調査やインフラ点検など多様な分野での活用が期待されている。

水中ドローンの需要拡大と
「CHASING X」の登場

近年、水中ドローンは海洋調査やインフラ点検、緊急対応などの分野で急速に普及し、その需要はますます高まっている。株式会社スペースワンが国内正規販売店を務めるCHASING(中国)は、これまでにない革新的な水中ドローン「CHASING X」を発表した。

この新型ドローンは、業界最高水準の航行性能や高精度な撮影機能を有し、さらにオープンプラットフォームとして柔軟なカスタマイズが可能である。これにより、海洋調査からインフラ点検、緊急対応まで、さまざまなシーンでの活用が見込まれている。最新技術を搭載した「CHASING X」の特長を紹介する。

以下、株式会社スペースワン2024年11月8日プレスリリースより。

海洋調査から
大型施設点検にまで活用!

株式会社スペースワン(本社:福島県郡山市、東京営業所:台東区上野、代表取締役:小林康宏)が国内正規販売店を務めるCHASING(中国)は、本日11月8日から廈門市で開催されている『第7回 国際潜水救助・海洋工事装備展示会』で、世界初となる全方向対流型の水中ドローン「CHASING X」を正式発表しました。

本製品は、水中での作業効率を飛躍的に向上する革新的な機能をいくつも搭載していることに加え、SDKを開放しオープンなプラットフォームを提供します。これにより海洋調査から大型施設点検まで、さまざまな分野での活用が期待されます。

主な特長

1. 優れた操作性と運動性能を実現

業界最高水準となる4.5ノットの航行速度
独自開発のOctoDrive推進システムによる360度全方向移動
8基のスラスターによる安定した姿勢制御

2. 高精度な撮影機能

180度の広角視野と4Kの高画質撮影
12,000ルーメンのLEDライトによる暗所での鮮明な撮影
自動水平補正機能による安定した映像撮影
水中電子ジンバル搭載(オプション)

3. 高い拡張性と柔軟な運用

最大潜水深度350m、作業半径400mの広範な作業領域
SDKによるカスタマイズ可能なオープンプラットフォーム
各種センサーや機械アームなどの追加オプションに対応
AIを活用した自律航行機能を順次実装予定

活用シーン

インフラ点検:港湾施設、洋上風力発電、推力発電所
水産業支援:養殖場のモニタリング、設備点検
安全管理:船底検査、パイプライン点検、海底ケーブル調査
研究調査:海洋生態調査、水中地形調査
緊急対応:水中捜索、救助活動支援 など

製品仕様

機体サイズ 810×636×453mm
最大航行速度 4.5ノット
最大潜水深度 350メートル
水平作業半径 400メートル
動作環境 -10℃~45℃
バッテリー容量 1,000Wh(急速交換対応)
照明 12,000(6,000×2)ルーメンLED

株式会社スペースワンについて
株式会社スペースワンは、水中ドローン分野において国内有数の販売実績を誇ります。CHASING社製品の国内初の正規販売代理店としてアジアNo.1の販売数に加え、販売以外にも専門的なサポートやトレーニングなど、水中ドローンに関するさまざまなニーズにお応えしています。

2021年「グローバル・マーケティングアワード」ゴールドメダル受賞をはじめ、毎年CHASINGから表彰

製品に関するお問い合わせ
CHAING XおよびCHASING製品に関するご相談は、スペースワンにお気軽にお問い合わせください。
https://chasing.jp/
電 話:03-5812-4694(平日10:00-17:00)/メール:uwd@spacexone.com

引用:PR TIMES「【速報】世界初の全方向耐流型水中ドローン『CHASING X』を正式発表!」

水中ドローンの
今後に注目!

「CHASING X」は、その高い運動性能や精度を活かし、従来の水中作業を飛躍的に効率化するポテンシャルを持っている。さらに、オープンプラットフォームにより、さまざまなセンサーや機械アームなどのオプションを追加することが可能で、活用範囲は非常に広い。今後、AIを活用した自律航行機能の実装予定もあり、ますます多様なニーズに対応できるようになるだろう。株式会社スペースワンは、引き続き水中ドローン分野の最前線で技術革新を支え、より安全で効率的な海洋関連作業を実現していく。今後の「CHASING X」の展開に注目してほしい。

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