注目キーワード

スマート漁業

持続可能な海洋利用と経済発展を両立させる活動・ブルーエコノミー。国内ではまだ認知が広がっていないなか、2023年、長崎県は「ながさきBLUEエコノミー」プロジェクトを始動。養殖DXで目指す地域創成とは。プロジェクトリーダーの征矢野清さんに展望を伺った。

漁業を中心にした持続可能な社会・ブルーエコノミーで地域創成へ

マリンオープンイノベーション(MaOI)機構による『BLUE ECONOMY EXPO@Suruga Bay』が7月に初開催。静岡市清水区で海洋経済(ブルーエコノミー)に関する国際会議と海洋産業の展示会が同時に開催される。

海洋経済に関する国際会議と多種多様な海洋産業が会す『BLUE ECONOMY EXPO』初開催決定!

次世代漁業にまつわる最新トピックを世界からお届けする「WORLD FISH NEWS」。サステナブルな漁業・水産業のヒントが見つかるかも?

【次世代漁業最新トピックス】サステナブルな漁業・サケワクチン

ITの総合コンサル企業であるアイエンターは、シーフードショー内で行われたフィッシュネクスト技術展にて、「AI魚体サイズ測定カメラ」と「IoT水質センサー」を展示。養殖の作業効率化とともに、魚へのストレス削減、高精度な計測を実現する。

IoTで陸上養殖の課題解決を。アイエンターが水質センサーとAI魚体サイズ測定カメラを展示

シーフードショーで浜名湖養魚漁業協同組合・リージョナルフィッシュ、岩谷産業とともに共同出展を行っていたNTTコミュニケーションズは、漁業者向けに提供しているサービス『ICTブイ』を展示。水温や塩分濃度などの海洋データをスマートフォンや携帯電話で確認できる、というサービスだ。

漁場の状態を陸から遠隔で確認。海に浮かぶ“ICTブイ”で計画的な出航・作業が可能に

養殖場など魚が生育する環境で重要となる水質検査。しかし、高品質なセンサーは高価であり、破損のリスクやメンテナンスの手間など維持管理が大変だった。そこで期待されるのが、水質データ観測のサブスク製品だ。

必要な時にサブスクで使える! 養殖場での保守管理を楽にする、水質データ観測サービス

1 2 3

アクセスランキング

  1. 陸上養殖のメリット・デメリットは? 設備の選び方はどうする?ビジネス成功へのSTEPを紹介
  2. 磯焼けで痩せたウニを再生! 「ウニの陸上養殖システム」構築に向けた実証事業を開始
  3. 「地方こそ、成長の主役」地方成長戦略の鍵を握る注目の取り組み「海業」を徹底解説
  4. 映画『さよなら ほやマン』主演、アフロ(MOROHA)が感銘を受けた漁師の言葉とは
  5. “黒海苔”の陸上養殖での量産に成功! 日本の食文化を支える海苔の不足に対応する新たな量産技術
  6. 「兼業漁師」というワークスタイル。漁業に関わる複数の柱で収入を得る
  7. ドローンの自動給餌が漁村の新名物に?スマート化で目指す、養殖漁業の明るい未来予想図
  8. 漁業者向けアプリの企画者×漁師と変革を起こすデザイナーが語る! “第三者”の視点で共創する水産業
  9. 【担い手が集まる漁業の働き方講座①】担い手不足はなぜ解決しない?
  10. 導入前から運営までワンストップ! 陸上養殖の新規参入をトータルサポート

フリーマガジン

「FISHERY JOURNAL」

vol.04 | ¥0
2025年7月25日発行

お詫びと訂正

 

» Special thanks! 支援者さま一覧はこちら